中小企業診断士より
こんにちは!Dモール池袋店です!
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残価設定型ローンのメリット⑧です!
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「個人保証?外せない?
私にはよく分かりませんが、一体どういうことですか?」
「個人保証とは、ローン等を会社で申し込んだ場合に、連帯保証人として代表者様の個人保証が求められるということです。実は、これに関しては残価設定型ローンに限るわけではありません。通常の割賦販売やリース契約においても同様です。」
「私は詳しくないのでよく分かりませんが、それって普通ではないのですか?」
「普通です(笑)。しかしながら、金融庁から『経営者保証に関するガイドライン』が出されてからは、代表者の連帯保証を外す流れが進んでいます。」
「そんな動きがあるんですか?」
「はい。そうなんです。背景の一つとして、後継者の問題、つまり事業継承の問題が一つとして挙げられます。」
「一体どういうことですか?」
「例えばになりますが、仮にご両親が会社を経営しているとしますよね。」
「つまり私は社長の子供で次期社長候補!✨」
「そうなります。その場合、仮にご両親の会社の借入金一億円の連帯保証を引き継ぐのはどうですか?」
「だったら、会社を引き継ぎたくないです( ゚Д゚)!!」
「そうなりますよね。実はそういう理由で、事業継承が進まないのが社会的な問題になっています。
そのために、後継者の個人保証を外すことで、事業継承が円滑に進むように促しているわけです。」
「なるほど。そういうことなんですね。」
「はい。そのため、ガイドラインが出てからは、実際に銀行等からの借入の際に個人保証を外すケースが増えているようです。しかしながら、残価設定型ローン・通常の割賦販売・リース契約等においては、まだあまりそういう動きは進んでないように思われます。」
「そうなんですね(;´・ω・)」
「将来的には、金額は多くはないとはいえ同様の動きにならなければ、個人保証を外せないことはデメリットとして捉えられると私は考えます。その点では、早い対応を期待したいところです。」
「なるほど。よく分かりました!他にデメリットはありますか?」
「そうですね、、、あとは会計上の問題というところでしょうか。」
「会計上の問題?それはどういうことですか?」
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次回に続く!!!!!