中小企業診断士より
こんにちは!Dモール池袋店です!
前回の続きで、残価設定型ローンのメリット⑬です!
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「そういえば、今回私は何のために、、
あっ、残価設定型ローンヾ(≧▽≦)ノ✨✨」
「ピンポーン!正解です。残価設定型ローンこそ顧客の囲い込み商品であると言えます。」
「確かにそうですね!」
「私は専門家から見てのメリットの話をしてきましたが、そもそもお客様のメリットは何ですか?」
「新車のお乗り換えが楽です!」
「そうですよね!次の新車のお乗り換えが楽です。それはお客様にとって大きなメリットですよね?」
「はい!新しくて、安全で、最新装備のお車を負担が少なく乗ることが出来ます♪」
「それは大きな魅力です。しかしながら、これまで話をしませんでしたが、残価設定型ローンの”最大のデメリット”がまだ一つあると思います。」
「えっ?なんか怖いですね(笑)一体なんですか((((;゚Д゚))))??」
「基本的に、次のお乗り換えは同じ販売店、つまり同じメーカーの商品ですよね?」
「はい。当然そうなります!」
「セールスは3年ないし5年後に、お客様がいくつかのパターンを選べると言いながら、実はお客様が他のメーカーの商品を買うという選択肢を奪っているのです。
実際に他社に乗り換えられない事はもちろんありませんが、これはお客様にとっては明らかにデメリットです。」
「なるほど。そう考えることが出来るんですね。私は自社の事を考えていて、そんな風に考えた事もありませんでした。確かに、常に私たちにお客様との優先交渉権があります!」
「しかし当然ながら、ここが販売店においての最大のメリットでもあり、顧客の囲い込みが出来る販売形態なわけです。その性質を考えれば、販売におけるストック型ビジネスの一つの形として捉える事が出来ると言えます。」
「競争を勝ち抜くには必然であるという事ですね(>_<)?」
「そうなります。競争が激化する中で、従来の売切り型ビジネスから脱却出来ない販売店は淘汰(とうた)されていく可能性が高いと思います。つまり、残価設定型ローンなどのような販売形態を取り入れている販売店の方が、将来的に生き残る可能性が高いと予想されます。」
「買ったお店が無くなるのは寂しいですし、車のように継続的なメンテナンスが必要だとなおさらですね?」
「その通りです。消費者の立場として、買ったお店が無くなるのは大きなリスクです。ローン自体に抵抗がある人も当然いるかとは思いますが、これまでお話をしてきた販売店の事情も是非理解してほしいとは思いますね。」
「ストック型ビジネスへの転換として必然であるという事ですね?」
「その通りです。昔のような金利で儲けるというものではなく、顧客の囲い込みのための商品にローン自体が変化しています。実際に現金で購入するよりも、色々な特典をつけて金利を相殺させる仕組みを取り入れているところもあるようです。」
「確かにその通りです。当店でも色々な特典をつけています♥」
「話は元に戻りますが、先ほど話したデメリットの件で補足します。他社のメーカーに乗り換える選択肢が狭まると言いましたが、そもそも最高の商品とサービスが提供出来ていれば、何もお客様は他社の商品を考える必要はなくなります。デメリットとはならないわけです!当たり前と言えば当たり前なのですが、、、」
「いや、、、おっしゃることはよくわかります。要するに、最高の商品とサービスを提供するように努力しろということですね??」
「そうなります(笑)
気に入ったお店・店員・商品・サービス、またそこで買いたいと思っていただけるなら、先ほど私が話をしたデメリットはデメリットでなくなります。それはお客様にとっての”最高のメリット”に変化します。」
「そうですね。『次も当店で買いたい!』そうお客様に感じて頂けるように私たちも今日から頑張ります(`・ω・´)ゞ!!」
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次回に続く!!!!!